インフルエンザが大流行しています|はたなか赤ちゃんこどもクリニック|狭山市富士見の小児科

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インフルエンザが大流行しています|はたなか赤ちゃんこどもクリニック|狭山市富士見の小児科

インフルエンザが大流行しています

狭山市ではインフルエンザが大流行しています。お隣の入間市や飯能市、日高市でも大流行しているようです。現在流行しているのはインフルエンザのA型です。当院でも毎日、インフルエンザにかかったお子さんが多数来院されています。みなさんご存知と思いますが、インフルエンザの症状は、

急な発熱(高熱のことが多い)

鼻汁、咳などの風邪症状

頭痛、喉の痛み、関節痛

などがあります。毎日、多くのインフルエンザにかかったお子さんを診療していて感じることは、、、

・今流行しているA型は嘔吐、腹痛などのお腹の症状を訴えることが度々みられる

・1日で解熱し元気になるお子さんがいる

などでしょうか。

以前から分かっていることですが、インフルエンザはワクチンを接種していてもかかることが度々あります。インフルエンザワクチンの感染予防効果はそれほど高くないため(40~50%程度)、「せっかくワクチンを打ったのにかかってしまった!」ということが起こります。しかし、インフルエンザワクチンを接種する意義(目的)はインフルエンザ脳症や重症の肺炎などにならないようにする重症化の予防にありますので、ワクチン接種はすごく大切だと考えています。まだ接種していない方はぜひ接種を検討していただきたいと思います。

また、インフルエンザの診断は抗原検査キットで行うことが一般的です。当院でも抗原検査キットで診断しています。この抗原検査は発熱して十分な時間が経っていないと陽性になりません。最低でも12時間は経過してほしいのですが、発熱後12時間で陰性だったお子さんが、翌日以降の再検査で陽性になるということが何例もみられています。やはり、抗原検査を行うタイミングは発熱後24時間経過したころが一番よいと考えられます。検査をご希望の方は十分な時間が経過してから受診していただきたいと思います。もちろん症状がつらい場合は早めに受診していただいて全く問題ありません。

 

 

 

気球のイラスト